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柳川が胸を張り全国に発信したい誇りある小さな水族館

こんにちは、HACOメンバーです。今日は柳川市で手作り感を漂わせながらマイペース、かつ熱い情熱をエネルギーに変え地道に邁進続ける水族館をご紹介します。


主に有明海だけに生態している珍生物、柳川の掘割に生息している生物らが、ここではスポットライトを浴びています。

目次

やながわ有明海水族館とは

開館は2010年、長年、魚市場で働いた近藤潤三さんが何と私財を投じ倉庫を買い取り、改装して先ず「おきのはた水族館」として出発しました。

昭和の頃までは「宝の海」と呼ばれ取り囲む県に多くの自然の恵みをもたらしましたが、平成に移る頃から以前のような恩恵を漁民の方らは受けられなくなりました。そのような事態を踏まえ「よりよい海を次世代に引き継ぎたい」一念から決心されたようです。


館長の入院により閉鎖。そこで新たな運営者として名乗りを上げたのが、学生たちが運営する環境団体「有明海塾」です。2016年にリニューアルし「やながわ有明海水族館」として再出発し代々の館長を大学生ら若者が務めていることからも若いエネルギー、チャレンジ精神を感じさせます。


そして現在、館長を任せられ奮闘しているのが、なんと現役高校生の亀井 裕介くんです。学業との二足の草鞋を履き彼の活動を追いかけたテレビ番組では本当に生き生きと見えました。彼が実際に活動している動画を見ると行動力、発想力、知識力、好奇心が固まりとなり休まることなく考え、動き回っている印象でした。


本当に有明海の生態系や、柳川の掘割の生態系まで知識と考えが及び、今後の人と生き物の共存も視野に入れてました、本物の運動家です。

予想だにしない逆風!

奮闘する関係者の努力の甲斐もあり1度は消えた「おきのはた水族館」は、「やながわ有明水族館」として復活を果たし、順風な時期には来館者は週末で1日100人超え、平日なら10~20人が訪れていました。しかし、世界中の観光業界に思いもしない逆風が吹き荒れます。


コロナによる世界を巻き込むパンデミックです。あらゆる業界が打撃を受けました、特に人の動きには大きな制限が設けられました。誰も正解が分からない、目に見えない脅威であり困難でした。


「やながわ有明水族館」も例外でありません、観光客の足は遠のき来館者は減ります。しかし、一度甦らせた水族館を存続させなければいけないという使命感が亀井 裕介くんを始めとする関係者を後押しします、結果として参加費無料のイベント等を積極的に行い、共感を抱いてくれる仲間たちを増やしつつ苦しい中、運営を続けています。

ぜひ皆さんも来館していただき、一緒に応援していきましょう!

施設概要

所在地:柳川市稲荷町29
営業時間:平日 12:00~16:30
土日祝11:00~17:00
定休日:火曜日
電話番号:0944-72-2424
入館料:大人:300円
小学生~高校生:100円
幼児:無料
※詳細は下記のリンク先からお調べ下さい。
やながわ有明水族館

就労継続支援A型事業所HACO

所在地:柳川市城隅町22-16(うなぎ屋本店さま前)
電話番号:0944-85-8175
営業時間:9時~17時
定休日:日曜、祝日

 

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